sixnine42’s blog

ひとりSNSとして日々呟く様になってきました

FF13をプレイしてゲーマーとしての態度が悪かったことに気づいたこと

2022/7/9にFF13をクリアして、次の日に書いた文章。振り返りの日にちが7月になったら公開しようと思ってずっと残っていた。電車移動中にスマホで書いていたのだけど、gmailの下書きにあるのとブログ形式になるのでは、文字の大きさとかも違うしやっぱり印象違う気がするので手直しはしたい気がする。

 

FF13をストーリー最後までやって、ミッションとか最強武器作成とかキャラ育成とか遊ぶポイントは沢山残ってるし実績にも絡んでるけど特にやらずに終わりそう。それは個人的なゲームの好き嫌いとか出来の良い悪いとは別の問題があるからだ。

2021年を思い出して書く事がまだ途中なのに、2022年の7月9日に終わらせたFF13の事を翌日に書いている。FF13をプレイして、極めて個人的な反省、余暇の多くをゲームに費やす人間としての態度を省みる事になった事実を記録しなくてはいけないという気持ちになったからだ。

余暇の多くをゲームに費やす人間、それはゲーマーと言うかもしれないが、自分はゲーマーを「ある程度の真剣さを持ってゲームに相対している人」と考えており、そういう定義をする、ある種の真面目さが今回の文章を書かせているとは思う。

自分はここ10年くらい能動的にゲーム情報を収集しておらず、例えば各プラットフォーマーのイベントなどもきちんとチェックしないし、ゲームメディアのサイトも殆ど読まない。それでもTwitterは便利なもので、何となく期待の新作が発表された事や、直近発売の話題作の名前などは拾えてくる。

そういう自分なのでFF13について知っているのはまとめサイトのヘッダーによる「パルスのファルシのルシがどうこう」「なんとかのかんとかの音速の騎士」「一本道でつまらない」くらいだったのだけど、どうやら単につまらないというわけでもないんじゃないか、という評価もこの10年の間に目にしていたので、どうせ安いしやってみるか、と何の気なしにプレイした。

ゲームとしては良い所も悪い所もあり、総合的にはお勧めできる作品ではないという結論なのだけど、明確に世間的に評価されている点が1つあり、それは戦闘の面白さ、やりごたえがあるという事だ。具体的な面白さの説明やそこに辿り着くまで長い話とかは世に溢れているので省略するが、しかしこのやりごたえは同時に少なくないユーザーにとって壁になったようで、アプデで戦闘難易度にイージーモードが追加されたようだ。デフォルト設定はイージーではなかったのだけど、自分は最初からイージー設定にしてプレイしてしまったのだった。

ようやく書きたい所に辿り着いた。助走が長い。

ここから感情が入るのでラフな書き方になるけど、イージーモードとはいえそれなりに難しい所は難しく、全滅する時はあっさりするし戦法を変えたらあっさりクリアできた、という体験はあったものの、世の人々が面白いと感じたそれとは圧倒的に質も量も違うと想像できる。つまりイージーモードを選んだ時点で損をしちゃってるし、FF13の本来の良さみたいのを分かる機会を捨てちゃったんだよなー。自分はアバタもエクボみたいな修正が効きやすいので、「FF13、色々アレだけど戦闘は面白いから好きだったよ」と言えたかもしれないのに。

じゃあ何で最初からイージーモードにしたのかというと、最近「別に無理に難しく遊ばなくても」みたいな風潮が自分の中にあって、別にこれに限らず甘い設定をしがちなんだけど、根本的な理由はそれと違って「いうてFF13だし、まあ流しでいいだろ」みたいな気持ちが多分にあったんだよな。要はFF13を舐めてた。なんで舐めてたかっていうと、結局当時のまとめサイトのヘッダーの影響を受けてるわけ。普段ゲハ見てる人間を馬鹿だと思ってるのに、結局同じ穴の狢じゃん、て思わされた。更に言うと、いつでも難易度を変えられたのに、最後まで結局変えずにプレイしてて、例えばウィッチャー2とかノーマルで始めてすぐイージーにしたけどゲームに慣れた中盤頃にノーマルに戻したのに、それを今回はしてない。「面白いかもしれないけど面倒でやらない」て感じで、ノーマルにして合わなければイージーに戻せるのにそれすら怠ったわけ。

プレイして良かったのは13メンバー(主にライトニング)について知る事が出来たので、今後の各種コラボなりFFキャラ総出演的なゲームなりで出て来ても1人だけ愛着を持てない、といった事がなくなった事だ。話の好みとは別に、13のメインキャラクター達はまあ嫌いではない。サブキャラは薄すぎて何とも思えないが、まあサブキャラについては今後何かで出会うことはないだろう。

 

上までが当時の文章だけど、自分の態度の悪さにショックを受けながらも、別に反省して何かするという姿勢は特に見えないな、と今さら思う。まあごちゃごちゃ言っとらんでノーマルにしてやってみたら?とまでは思えないのはやっぱり話も戦闘以外のゲーム部分も面白くなかったからだと思う。「ここは面白かった」みたいなの、リアルタイムでメモしておくべきだった気がするなー。それはそれとして、今回の反省を踏まえ、FF13-2をやる時はノーマルで挑戦してみます、となるかというと、やっぱりイージーにしてしまう気がする……だってFFって「戦闘の難しさを乗り越えた奥深さがウリです」ていうゲームじゃないじゃん。いやでもその時の心の状態による気がするな。実はFF13-2もReturnも買ってるから、いつでも出来るのだけど、「やりたい」となるタイミングを待っているところです。