sixnine42’s blog

ひとりSNSとして日々呟く様になってきました

ウィッチャー2 メモ

ウィッチャー2、3が話題になった頃に買ったものの、あまり乗れず放置していたのだけど、いつかはやらないとなーとずっと気がかりであった。TwitterによるとGWを使って一週間程度、5/3から5/10くらいでやってるっぽい。

キャラや世界観など前情報全くなしでプレイしたので相当チンプンカンプンな感じだったと思うのだけど、振り返ると初見で3やる人よりはマシという気もする。OPは知らない暗殺者が知らない王様を暗殺したっぽい、主人公の初登場は女と同衾して朝を迎えた様子のところに兵士が呼びに来る、という感じで、どうやら恋人がいるらしい、よくわからんけど王様の下で働いていて、戦争しているらしい。その戦争の背景はまあどうしようもなさそうだけど、戦争なので言われたとおりにわーってやってたら王様が殺されて濡れ衣で逮捕された、でも真犯人を見つけるために王様腹心部下の手引きで脱出だ!という流れなので、分けわからん状態でも強制的に話が進んで一章終わったし。で、前のプレイの時はやめちゃったのだけど、今回行けたのは、自分自身の心身の調子が良かったというのが大きい。世界観がっちりで放り込まれる系のゲームはやっぱコーデックスを読む気力があるかどうかだな。

主人公のゲラルトさん、小説が終わった後の話でゲームの1の時点で記憶喪失で引き続き2でも、という状態なので、プレイヤーの知識がない現状にマッチしていたプレイだったのだけど、振り返ると道中で知り合ったやつ、そりゃ裏で糸引いてるでしょ、って感じだった。一緒にいる恋人的なやつの振舞いから「君たち確執あるの?」みたいな感じだけど、君たちどころじゃなかった。記憶があったら俺ですらこいつ信用しない。記憶あるゲラルトさんだったらもうちょっとこう上手くいったんじゃないか、という気もするけど、ゲラルトさんはウィッチャーで一応政治的には中立的なところもあるし「元々信用していないしお前が何か策謀巡らせていても知らんが俺の邪魔だけはするな」みたいなところがあるから結果は変わらなかったかもしれない。でも知識あるシリーズのプレイヤーはどういう気持ちで良いように扱われていたのだだろう。南の帝国が攻めてくる話と関連して政治的な駆け引きに利用されていたなんて想像もしてないよ!(頭が悪いだけかもしれん)というのは体験としては単純に良かったけど、原作読んでたらがっつりそういう状況の世界だもんな。

主要なキャラの去就(生き死に)を結構左右できちゃう感じだけど、続編あると思うととりあえず生かしちゃうところあったのが神の視点感があって、その世界に生きる人間としては卑怯だったという反省はある。でもゲラルトさんを知った身として、ゲラルトさんは殺すタイプだろうか、という判断基準が生まれてプレイヤーの気持ちとのずれは生じないのだろうか。既存キャラのロールプレイを要求されているわけじゃないけどその辺難しそう。いずれによせセーブ残しておいてちゃんと助けない展開もみたけど。

そういうわけで一気にクリアして、いやー面白かった。目の前の事件解決したけどクリフハンガーとまでは言わないにしてもこれから戦争始まるっていう感じだし気持ち的に何もスッキリしないけど!という状態で購入済だった3も続けてプレイしようとして、半年経過した3の世界ではすでに戦争がある程度終わっていて荒廃してる感があったので胃もたれしてちょっとストップしたのだった。